Time Capsuleをバックアップ用途だけでなく、NASとしても使いたい。 Time Machineを使うと、容量がいっぱいになるまでバックアップを取り続けてしまうので、 何らかの方法で容量を制限する必要がある。

パーティションを切って、バックアップ領域とデータ領域に分けるという方法が主流のようだ。 ただ、裏ワザ的な使い方のためあまり推奨しないという意見も多い。

そこで、別の方法を採用した。

ダミーファイルを置く

ダミーファイルを置くことで、パーティションを切ることなく、Time Machineの侵食を逃れる。 新しくデータを置きたい場合は、ダミーファイルの一部をデータと置き換えればよい。

1GBのダミーファイルを100個と、10GBのダミーファイルを10個用意して、 計200GB分のデータ領域を確保することにした。

ダミーファイルの作成は以下のコマンドを使った。

dd if=/dev/zero of=./dummy_10GB bs=1000000 count=10000

実際にはfor文で以下のように使う。 ネットワーク越しなのでかなり時間がかかることに注意。

cd /Volumes/TimeCapsule
for ((i=0; i < 100; i++)); do dd if=/dev/zero of=./dummy_1GB_$i bs=1000000 count=1000; done
for ((i=0; i < 10; i++)); do dd if=/dev/zero of=./dummy_10GB_$i bs=1000000 count=10000; done