テレビのアンテナ線を無線化する
テレビ端子がイマイチな場所にあって、テレビを置く位置が限られてしまうので無線化を考えた。 マンションなのでアンテナ設置など大掛かりな方法は除いて、 ざっと調べたところ、以下の方法がある。
- 室内アンテナを設置する
- PS4とnasneを使う方法
- Apple TVとピクセラのワイヤレステレビチューナーを使う方法
3つ目の案を採用することにした。
理由はApple TVを持っているから。 もし何も持っていなければ、PS4案にしたと思う。PS4の方が圧倒的にUIが洗練されているし、 何よりピクセラのアプリの評判の悪さがすごい(実際、使ってみてイマイチと感じる)。
それでも有線の頃に比べればかなり良くなった。
必要なもの
- Apple TV (第4世代)
- ピクセラのワイヤレステレビチューナー PIX-BR310L
- 無線LAN中継器 BUFFALO WEX-733D
- 無線LANルーター 親機
構成
環境構築手順
- 無線LAN環境を構築
- 11acで組んだほうが良い
- テレビ端子近くに無線LAN中継器を設置し、有線に変換
- ピクセラチューナーをテレビ端子と有線LANに接続
- Apple TVとテレビをHDMIケーブルで接続
- Apple TVは当然無線LANに接続
- Apple TVにピクセラのStation TVアプリをインストール
- アプリでテレビの映像が受信できれば成功
メリット/デメリット
これで終わりだと味気ないのでこの構成のメリット/デメリットを少しだけ。
アンテナ線が不要なので配線がスッキリする
これが一番のメリット。ただしPS4案や室内アンテナ案でも実現可能。
全てがApple TVで完結するので、入力切替が不要になる
我が家ではApple TVでHuluを観たり、NASに入れた動画を観たりとApple TVをヘビーに使っている。 有線のときは、テレビとApple TVの入力切替が必要で、結構煩わしかった。
Apple TVのスリープ時にテレビの電源を落とす設定と、Apple TVリモコンによる音量変更設定 (外部スピーカーの設定) をすると、テレビのリモコンも不要になる。
これが、PS4案よりも優れている唯一のポイントだと思う。
がんばれば外出先でスマホでテレビが見れる
iPhoneアプリもあるので、家のLANに接続できれば外でも使える。 VPNを張る必要があるのでハードルは高め。いつか記事にするかも。
録画は諦めたほうがいい
ピクセラチューナーに外付けHDDを接続すると録画もできるが、UIがクソなので使ってない。 録画予約もできない。Windowsのアプリなんかではできるのかもしれないが、よく知らない。 Mac用のアプリを2500円も出して買ったが起動すらしないクソアプリだったのでMacでは無理。
アプリの開発もたぶん止まっているので、今後の改善も期待できない。